三連休の過ごし方

皆さんこんにちは、管理人のcubriderですm(__)m

 

三連休、荒天に見舞われましたが皆さんはどのように過ごされましたか? 私は連休初日の土曜日、新宿歌舞伎町のライブハウス「ロフトプラスワン」で行われた「新耳袋」というイベントに参加して参りました。 


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イベントのタイトルにある「耳袋」とは、江戸時代に南町奉行を努めた旗本「根岸肥前守鎮衛」の随筆「耳嚢」に由来します(ちなみにこの根岸なる人物、あの「遠山の金さん」より早い時期に刺青を入れていた事でも知られており、また1805(文化2)年に起きた町火消しと力士との大喧嘩「め組の喧嘩」を裁いた事でも歴史好きには有名です)。

 

で、この「耳嚢」という書物、鎮衛が1785(天明5)年から30年以上に亘って自らが武家や町人に取材して編纂したものですが、その内容は先人からの生活の知恵から幕閣のスキャンダル、常識では考えられないような不思議な体験談と非常に多岐にわたり、「新耳袋」はオリジナルの不思議な体験談という部分にフォーカスして2人の著者が取材(もしくは自らが体験)して収集した、現代版の「百物語」です。今回のイベントでは、「新耳袋」がスタートしてから20周年という事で、最も有名かつ最も不気味なエピソードである「山の牧場」を改めて一から語り直されました。

 

とある大学生の映画研究会が卒業製作で1本の映画を撮る事になり、自らの故郷で撮影を始めました。その最中、彼等は偶然山の頂上にある無人の牧場を発見します。しかし、その牧場は…

 

この続きは、角川書店から発売されている文庫版「新耳袋」第4夜を是非お読みください。それまで自分が信じていた常識とは一体何だったのか、混乱するのと同時にそれまで体験した事のない恐怖を感じるでしょう。

 

それでは、またm(__)m